NHKマイルCのテトラドラクマについて
久しぶりの更新です。
展開の鍵を握るテトラドラクマについてです。
クイーンCは淀みのない流れで引っ張り一息入れて最後に突き放しにかかるという競馬。
馬場差を無視すれば1000m通過タイム57.8はメジャーエンブレムが刻んだ時計と同タイム。馬場差加味したら0.3秒ほどテトラドラクマの方が楽をしているはずで上がり3Fを見てみるとテトラが35.9に対しメジャーエンブレムが34.7。馬場差込みの換算でメジャーエンブレムより1秒近く劣った事に。
掛かり気味に逃げたアルーシャが三着に残した上に当日は外差し不振傾向と前々で押し切った強い競馬というよりは差してくる馬がいなかったと捉えるのが現実的。
加えてテトラドラクマの前走はロケットスタート+掛かってたアルーシャの要素でハイペースになったのだと考えるなら安易に今回も同じような展開になり得るとは言えない。
とは言え、スローでもそれなりに切れる脚を持っているし府中1600mのコース形態から極端にスローになることはないだろう。
差し馬勢にも強力なライバルがいない事からも馬券圏内に残すことは視野に入れなければならない。
まとめ
テトラドラクマの前走はメジャーエンブレムと比較して1000mまでに0.3秒ほど楽をしたが上がり3Fでは1秒ほど劣った内容。
馬券圏内は視野に入れておく必要はあるが押し切って一着というには厳しい。はず
前走ハイペースだったのは掛かったアルーシャの存在とロケットスタートという要素ありき。