阪神大賞典のこと
週末の天気予報を見るに、阪神競馬場は金曜日からグズつき模様。
時計のかかる馬場になれば、再度クリンチャーの台頭を想像するのは容易で、長距離実績のない藤岡佑から武豊への乗り替わり。人間時計の武豊騎乗により仕掛け損じは考えにくく、馬券圏内は必至だろうか。
トップスピードを求められる展開が弱点ではあるものの、例年傾向を見ると超スローからのヨーイドン展開は少なく、今年もヤマカツライデンの出走により平均ペースになりそうなのもプラス。
対抗はムイトオブリガード。前走、500万条件ながらも逃げて上がり最速+レコード勝ち。
ラップもラスト5Fからの11秒台を刻んだのも優秀な内容ではあるが、この舞台では良馬場でのキレ味勝負が望ましく、ルーラーシップ産駒の多くが雨を苦にしないとは言え、クリンチャー以下を出し抜くのは難しい。
今回はクリンチャー、出られれば天皇賞・春でムイトオブリガードを狙いたい。
重馬場ならレインボーライン、良ならサトノクロニクルを相手中心視。
アルバートも長距離適性は言うまではないものの、最近の福永騎手は本当に動けないのが不安点。
有馬記念のシャケトラは百万歩譲ってしょうがないとは言え、金鯱賞のメートルダールの糞騎乗は頂けない。アルバートの最大の不安点は、真面目に鞍上にあると言える。